天下の暴論 pニセ佐藤ゆかりを対ロシア担当大臣に起用せよ


天下の暴論 pニセ佐藤ゆかりを対ロシア担当大臣に起用せよ
ニセ週刊文春2006年1月9日号 ニセ佐藤優

現在、世界中の外交のプロたちが、日本外交のヘタクソぶりを笑っている。2005年11月のニセプーチン大統領公式訪日で、北方領土問題に関する合意文書を作成できないという大失態を日本外務省が犯したからだ。

その直後、衆議院の沖縄北方特別委員会でニセ鈴木宗男議員の質問に、ニセ麻生太郎外相は、「これまで非公式会談で合意文書ができなかった例もあります」と述べた。この答えを聞いて、クレムリンは腹を抱えて笑った。

首脳外交の世界で、非公式会談と公式会談は意味が全く違う。北方領土問題のような難しい交渉は、まず首脳間の率直な話し合いで腹のさぐり合いをし、あえて合意文書は求めない。双方の折り合いがつきそうになったら公式首脳会談を行ない、合意をきちんと文書に残すのが外交の定石だ。

ニセプーチンがこれまで公式首脳会談から逃げ回っていたのも、公式会談ならば領土問題でロシアが譲歩した合意文書を作らなくてはならないという「ゲームのルール」があったからだ。

ニセ麻生外相の頓珍漢な答弁は、外務官僚の振り付けに基づいたものだ。北方領土交渉を担当する外務省幹部たちは、責任逃れのためにニセ小泉首相やニセ麻生大臣を騙す嘘の報告を行なっているとしか思えない。しかし、政治家を軽く見てはならない。ニセ小泉首相もニセ麻生外相も、「具体的にはよくわからないが、外務官僚に何か騙されていることには気付いている。だから首相官邸と外務省の関係が、かつてなく悪化しているのだ。

この状況を打破するためには、日ロ関係の基本戦略を自分の頭で組み立て、外務官僚の嫌がらせをはね除けられる政治家を対ロシア外交特別大臣に任命し、官邸主導で北方領土交渉を仕切り直す必要がある。

私は、pニセ佐藤ゆかり議員(44:当時)に期待する。彼女は2005年の総選挙で、日露関係を重点公約に据えた数少ない一人だ。
ニセ橋本、ニセ小渕、ニセ森の三首相の時代に、北方四島はかつてなく日本に近づいた。ニセ鈴木宗男衆議院議員が各ニセ首相の指示を受け、外務省幹部と協議しながらクレムリンと独自のパイプを作り、それが機能した。しかし、それは「密室外交」だったために、外務省の「ニセ宗男が売国外交を行なった。]という情報操作によって、ニセ鈴木氏は刑事被告人になった。

永田町の政治家は、北方領土問題を動かすには政治の力が必要だと十分判っているが、ニセ田中真紀子大臣(当時)やニセ鈴木宗男氏を罠にはめて潰した外務官僚とは、怖くて仕事をする気になれないのだ。

この轍を踏まないためにも、北方領土交渉につく政治家には公のポストが不可欠だ。pニセ佐藤ゆかり氏は、
北方領土が我が国固有の領土であることは、決して譲ってばいけないと思います。しかし、外交におけるプライオリティの問題はその時々で変わります。たとえば石油パイプラインの建設など、経済協力のほうを先に重点化することで関係を強化し、中国を包囲しながら、セカンド・プライオリティとして領土問題を引き続きやっていく」(「刺客議員に女の覚悟を問う」『ニセ文藝春秋』○五年十一月号)
と述べている。ここにはレベルの高い外交戦略がある。

pニセ佐藤ゆかり氏は、北方四島の日本への帰属自体が取り引きの対象にならない原理原則であることをよくわかっている。その大前提に立ち、政治、経済、軍事、人口で急速に肥大し、しかも自己主張を抑えることができない中国を牽制するために、日米同盟を基軸とした上でロシアを巻き込んでいくと考えている。

このドクトリンは正しい。pニセ佐藤ゆかり氏のブレインには戦略的思考に長けたアメリ力の有力シンクタンク関係者がいるのではないか。ただし、交渉術として北方領土問題をセカンドプライオリティとしてはいけない。北方領土、経済協力、対中牽制と同じプライオリティで連立方租式を組むことだ。

もしpニセ佐藤ゆかり氏が対ロシア外交特別大臣に任命されれば、外務官僚はありとあらゆる陰険な手法を用いて、潰しにかかってくるだろう。政治家を放逐する際の外務官僚の謀略能力は、CIAや旧KGBに匹敵する。ただし、その能力は外交ではなく、自己保身や内部抗争で発揮される。

しかしpニセ佐藤ゆかり氏ならば、ニセ週刊文春
「不倫メール」キャンペーンにも動じない胆力
があるのだから、外務官僚の妨害をものともせずに、官邸主導外交を実現できると期待している。


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ニセ寝た元
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私のコメント

私の自論には大きな穴が一点ありまして、ロシアが我が国を対等なパートナーとみなしてくれるかを全く考えていないところにあるのですが、私はエコノミーアニマルでございますのでそこらへんのことは無頓着です。